新しい作品入荷!!

新しいお品が仲間入り!

まずは埼玉にある大矢製作所という、おろし金を制作しているところで作られた「かめ吉」(勝手に私がそう呼んでいまつ)と「箱入り娘」(これも勝手に名付けちゃった)。
よくよく刃を見ると不揃い。これこそがスムーズに下ろせる理由です。職人の手でひとつひとつ突起を作っていくので時間も手間もかかる。けれどそのおかげで食材の水分と繊維が分離せず、スムーズにおろせます。
おろし金「箱入り娘」は中に網があるので汁と分けることができます。ふんわりとした大根おろしが作れますよ〜。
実はかめ吉は去年、MIHOミュージアムで発見したのです。それからもー、探しに探しまくりました。見つけた時は嬉しかったなぁ。かわいいでしょ、かめ吉。

バターナイフは鈴木努さんとコラボで作りました。
友人の川邉のりちゃんが「これ好きなの〜」と小さなバターナイフを送ってくれたことから始まったプロジェクトです。
磨きのかかった美しい曲線!左官ゴテのような形をしているのでバターが塗りやすいのです。のりちゃん、ありがと。やっと形になりましたよ〜。

もう一つは「五画竹箸」
去年、友人のアンドレさん、道さん夫妻と会った時、おもむろに彼らが出したのがこの五画竹箸でした。いやー、持ったときの気持ちよさったら!
この竹箸は大分の「竹工房オンセ」のものです。店主は高江雅人さんで、竹細工の第一人者で伝統工芸師です。彼の竹バッグは全国の有名デパートで売られているほどで、まさに芸術品!
アンドレ&道夫妻のご紹介で今回、竹工房オンセの秀作、五画竹箸を販売することになりました〜。お二人に感謝。

良い道具というのは肉体的にも精神的にもこちらの仕事を楽にしてくれます。そしてどんどん自分の料理が変わり、もっと言っちゃえば、生き方まで変わっちゃう。道具が自分を成長させてくれるって言っても過言じゃない。
作り手の魂がこもっているから道具が力あるものになり、それがこちらに伝わる。キッチンからどこまでも広って行くのだ−、ぐふふ。

オンラインショップで販売中でっす。
http://www.studio482-shop.com/