今年はすり鉢に始まり、すり鉢で終わった一年でした。「人も、ものも、自分に選択の力がないと、おもしろい生涯は送れない」 （著者不明。ある本の一節をメモった）だよね、ふふ。まわりの環境を自分で選択していくのって､エネルギーいるけど大切だし。自身…

今年最後の「みんなのおむすび」は京都・妙心寺内の花園禅塾の塾頭「羽賀浩規さん」のおむすびです。 締めにふさわしいインタビューとなりました。そもそもお坊さんはおむすびを握るのか？ それがねぇ、いや、もー、実にねぇ、ふふふ。 禅とおむすび。 つな…

突然、飛行機のチケットを取って、3日後には大分へ飛んでしまった。こんなに急に決めたのは初めてかも。最近は愉しいことにしか反応しないのだ。豊後高田に住む友人の家に5泊し、あちこちと回って来年の仕事の下見したり、土楽・福森道歩さんの展示会（しか…

上田市のブックカフェ「NABO（ネイボ）」に打ち合わせで行ってきました。セレクトされた古本がずらーっと1、2階に並んでいます。読みたくなるような本ばかり。 古本屋のごちゃごちゃ感が全くない。すっきりと気持ちのいいスペースです。 コーヒーをゆっくり…

先日の投稿の「ほうれん草のお浸し〜Exバージンオイルがけ〜の進化バージョンを作ってみました。「ほうれん草の柚子あんかけ」です。お浸しを作るまでは同じ。 ほうれん草を器に入れ、残った汁を鍋に入れて火にかけます。 柚子半個分の汁を手でギュッとしぼ…

最近は新刊本のことで動き続けている日々...。 私としてもこの本を出版することで学ぶも多く、改めてすり鉢の可能性を発見したわけです。 すり鉢は実に愉しい道具だな。一昨年から「ミシマガジン」でコラム「みんなのおむすび」を書いていますが、今回は新刊…

今日は雪。一段と寒くなり、ほうれん草の甘みも増してきました。 「１菜で１料理」を心がけている今日この頃。お浸しを作りました。ほうれん草を茹でる時のポイントは５つ。１．ほうれん草はカットせずに束のまま茹でる。その方が旨味が逃げない。 ２．塩茹…

先日、編集者の友成響子さんがFBに今回の本の装丁のこと、素描家しゅんしゅんさんのことを書いてくださいました。そのまま載せます。動画も載せてくださいました。お時間のある方はぜひ、ご覧ください。「野菜たっぷり すり鉢料理」FBページ https://www.fac…

お坊さんになりたかった人間としては（ぐふふ）、このご縁はモーレツにありがたい。岐阜県の臨済宗妙心寺派「蓮華寺」の住職、羽賀浩規さんは京都・妙心寺「花園禅塾」の塾頭でもあります。10月、仕事で禅塾にお邪魔させていただいたときに、羽賀さんに「み…

今年最後のワークショップは神戸。10年ほどずっと神戸で料理教室を開催していたので「古巣」でのWSでした。8年ぶりかな。皆さんの熱心さには脱帽です。最近はレシピより、その先にある「見えないもの」の方が大切だと感じていて、今年からWSのやり方をいろい…

ー急がば回せーすり鉢は過去のモノではなく、 これからの、未来の道具なのだー。無印良品でのイベント、頑張って参りました。

「野菜たっぷり すり鉢料理」の出版記念として、コンランショップに引き続き、11月に「無印良品」でイベントを開催致します。日時：11月5日（土）2時〜3時半まで 場所：無印良品（有楽町） 料金：2000円（サイン本付）すり鉢の話、実演（ナムル、マヨネーズ…

小さい秋を見つけたど。 でもあっという間に冬がやってくる...。 雪に埋もれるのももうすぐだなぁ。

10月18日に京都で行われたサンガセミナーにはたくさんの方が足を運んでくださいました。 精進カレーをはじめ、4品をご紹介。玉ねぎやにんにくを使わずにカレーが作れるのか？？そう思う方もいらっしゃるのではないかしら。ちょっとした工夫があればおいしく…

ミシマ社の今回の「みんなのおむすび」は京都の「みたて」を営んでいる西山ご夫妻。和の草花専門のお花屋さんです。 町屋を改装したお店兼住居はギャラリーのようで、無駄なものが何もない。選び抜かれたキッチン道具、仕事道具が実に美しい。今回のおむすび…

２週間前ぐらいから緊張でドキドキしていたコンランショップのイベントですが、当日、お店に行ってみたら、コンランショップのスタッフ皆さんがとても親切で素敵な方ばかりで、すっかり緊張がなくなっちゃった。皆さん手伝いも一生懸命してくださり、感謝感…

ー身体をリードするのは心であり、その逆はあり得ません。ー「がんが自然に治る生き方」（ケリー・ターナー著）の一節です。 この言葉は、がんになった自分が深く実感していることでもあります。ヨガをやっていもいい。 アロマセラピーだっていい。 食事療法…

10月9日（日）、渋谷のヒカリエ内「ザ・コンランショップ」で「野菜たっぷり すり鉢料理」の出版記念イベントを開催致します。 アノニマスタジオとコンランショップのコラボでっす。すり鉢料理3品（デザートもありますぜぃ）の試食もできます！もちろん無料…

長い道のりでしたっ。 アノニマスタジオのスタッフの方々、担当の村上妃佐子さんをはじめ、毬藻社・友成響子さん、写真家・野口さとこさん、デザイナー・いわながさとこさん、画家・しゅんしゅんさんなど、その道のエキスパートの方々全員が一丸となってはじ…

「手仕事のキッチン道具で遊ぶ・食す」 と題して、ワークショップを開催します！studio482+で取り扱う様々なkキッチン道具たち....土鍋、羽釜、焙烙、すり鉢...ぜ〜んぶ使って実際に体験してもらうワークショップです。食卓では岩手県の古椀「正法寺椀」、福…

最近は取材する時間がなくて、２ヶ月に１回の掲載となった「みんなのおむすび」。すでにライフワークになりつつあり、細くてもいい。長くやり続けたいなぁ、と思う今日この頃です。今回は穂高神社の駐車場脇にある「とりい」というお蕎麦屋さんのご夫婦が登…

１０月、禅文化研究所のサンガセミナーで創作精進料理の教室をさせていただくことになりました。今から（っていうか、決まった時からずっと）ドキドキしています。京都の妙心寺内の「花園禅塾」です。今回は「精進カレー」がメイン料理。ニンニクや玉ねぎを…

あってよし、なくてよし。これさえ心にとめておけば、ずいぶんとストレスがなくなる。 ものごとに執着しなければ、目の前が明るくなってくる。だって、 自分の思い通りにならないから怒ったり、不安になったり、苦しくなるんだもの。 そんなの手放しちゃえ！…

studio482+では自分が高揚する商品しか取り扱わない、という信念があります。まぁ、個人的な高揚ですから、他の人が盛り上がるとは限らないけれど。やっと出会えた、という作品のご紹介です。岩手県の禅寺（曹洞宗）正法寺で実際に使われている入れ子の漆器…

レシピ本の二回目の撮影が週末、行われました。今回はデザートを中心に１０品ほど撮影。イメージカットやプロフィール写真も撮りました、ドキドキ。 初校がもうすぐですが、いや〜、すごくいい本になりそう。自分の平面的なレシピがどんどん立体的になってい…

京都「ラヴァチュール」で３０年以上タルトタタンを焼き続けてきたユリおばあちゃんの言葉。ーあなたもね、自分が信じた道をかわらずにずっと続けてごらんなさい。 何かひとつでいいの。 そのたったひとつをずっと続けるのよ。 難しいけれど楽しいことよ。 …

今日はすり鉢でクッキーを作りました。 今度の本に載る予定の試作品です。すり鉢の本を書きながら、すり鉢を想う日々。 すり鉢のメンタリティってなんだろう。 今日もすり鉢を使いながら「そうそう、この感じ。地に足がついているような安心感だわぁ」と。 …

週末、松本の「工芸の五月」企画展で来てくださった友人の沼田みよりさんのお手伝いで松本へ。「縫う布・繋ぐ食」と題したこのワークショップではみよりさんが日々使っているキッチン道具、食卓道具の「宝物」を紹介し、甘酒パフェ、鉄火しぐれ、梅干しなど…

佐藤初女さんはあるインタビューの中で「おいしい、と感じることは心のとびらを開くこと」と話していましたっけ。友と、飲んで食べて笑えることの何と幸せなことか。今回の会ではいろいろと失敗をやらかしました、とほほ。でも友人達がそれを笑い飛ばしてく…

4月に行われた本の撮影レポートを宮本テツオ社長＋昆布男父さん、親友チャーリーがしてくれました。 3人の会話と画像をお楽しみくださいませっ。チャーリーのFacebook https://www.facebook.com/media/set/?set=a.993513290684209.1073742536.30770641593157…