新刊本の装丁

先日、編集者の友成響子さんがFBに今回の本の装丁のこと、素描家しゅんしゅんさんのことを書いてくださいました。そのまま載せます。

動画も載せてくださいました。お時間のある方はぜひ、ご覧ください。

「野菜たっぷり　すり鉢料理」FBページ
https://www.facebook.com/suribachi482/

以下、編集者の投稿です。
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本をお手にとっていただいた方はお気づきと思いますが、
紺色の写真の帯をはずすと、カバーにすり鉢の絵が登場します。

さらにカバーをはずすと、またカバーと同じすり鉢の絵が現れる、
という ３重構造になっています。

料理本って、 料理中にしみや汚れがつきそう……と
気になることがありませんか？

そんな方は思いきって上の２枚（帯とカバー）をとってしまい、
本体だけの身軽な姿でお使いください。

本棚にしまうとき、部屋に飾りたいときなどは、
カバー＆帯をかければ 元どおりのきれいな姿に。
着せ替えスタイルで、ご活用いただけます。

…という意図が最初からあったわけではないのですが、
◎写真（＝おいしそうな料理を見せたい！）と、
◎絵（＝すり鉢のすり目を見せたい！）の
組み合わせでいこうというプランは、
制作の早い段階から、アイデアとして上がっていました。

写真はしばにさんの前著『野菜のごちそう』でも撮影を担当された
我らがフォトグラファー、野口さとこさん。
http://www.satokonoguchi.com/

すり鉢の絵は素描家としてご活躍中の、 しゅんしゅんさんにお願いしました。
http://www.shunshunten.com/

すり目を美しく描いてくださる絵描きさんを思い浮かべたとき、
わたくし編集友成も、デザイナーのいわながさとこさんも、しゅんしゅんさん以外に考えられず、
お住まいのある広島県まで、直接ラブコールを送りに行ったのでした。

そんな、しゅんしゅんさんの個展が、
昨日から京都の街中にあるすてきな絵本屋さん、
メリーゴーランドにて開催中です。

ペン１本の細い細い線で描かれる素描の世界。
美しいグラデーション、力強さのなかにお人柄を表すような優しさもあり、
すべてが調和していて本当にすばらしい作品たち。

さっそく初日にお邪魔してきましたが、
絵に見入っているうち、瞑想しているかのような穏やかな気持ちになりました。

メリーゴーランドさんでは発売直後から 『野菜たっぷり すり鉢料理』も
置いてくださっているので、そちらで本もご購入いただけます。
すり鉢の本としゅんしゅんさんの2017カレンダーをセットでお友達へのプレゼントに、などもいいですね♪