豆腐・マッシュルーム・セロリの旨煮

蟹を使った中華料理をアレンジしてみました。最初は豆腐とマッシュルームだけで作ってみたのですが、何度作っても味が決まらない。セロリだ! この思いつきが大当たり。セロリの強い香りが全体にインパクトを与え、おぉ、旨い〜。

アメリカで何度も食べたセロリ味の中華料理が脳裏に焼き付いているからなのか、私の中ではセロリ味=中華料理なのです。でも考えてみると、日本の中華料理屋でセロリを使った料理はあまり食べた記憶がないし、料理本にもセロリを使ったレシピがない......。どうしてだろうと、つらづら考えていくと、中国で使われるシャンツァイ(香菜、タイではパクチー、英語でコリアンダーと呼ばれるハーブ)にたどり着きました。もしかすると香りにクセのあるシャンツァイをアメリカ人があまり好まず、それに似た香りのセロリを使うのではないかと。これは全くの持論ですけど。

何はともあれ、香りのある野菜が好きな私としては、この旨煮をこれから頻繁に作りそう。ちなみにこの料理は今年の料理教室でご紹介する予定です。お楽しみに〜。